口径：8.9×7.9㎝高さ：6.5㎝容量：ちょうどいいところで120cc程度共箱、共布あり

小川待子の盃です。金彩や銀彩などもありますが、最もスタンダードで代表的な手の作品になります。活発に酒器をつくるような作家ではないので、非常に貴重な作品です。
おそらく藁灰釉で、ところどころ黒い点などは入りますが、非常に明るい白色。また貫入が目立つような釉薬ではなく、かなり汚れにくいタイプの作品です。萩焼、三輪家の休雪白に近いのではないでしょうか。
2020年11月に高島屋にて購入したものです。個人情報があるのでお渡しは出来ませんが、購入証明として画像を添付いたします。私が購入した、一次流通品です。
2018年度の陶磁協会金賞を2019年に受賞し、2019年9月に壺中居で受賞記念展、2020年2月に和光で受賞作家展がありました。おそらくそういった経緯で製作が活発になった兼ね合いで出てきた作品でしょう。1946年生まれですので、今年76歳。今後活発な活動は見込めず、同じ作品を手にする機会は非常に限られるかと存じます。